いつものようにあさひが丘駅から乗った電車。磯野波平は尻に違和感を感じた。
ラッシュの時間帯の混雑した通勤電車、最初は誰かが無作法にカバンを
押し当てているのかと思った。
「けしからん!」
だがやがて、自分の尻に触れているのがカバンの角などではなく、誰かの
指だということがわかった。
それもただ触れているわけではない。その指は明らかに、波平の尻を…
撫で回していたのだ。
「ワシが…ワシが痴漢されているじゃと?」
波平も男である以上、混んだ電車のなかで若い娘と密着して、変な気を
起こしたことはある。だがまさか、このワシを痴漢する者がおるのか…
ラッシュの時間帯の混雑した通勤電車、最初は誰かが無作法にカバンを
押し当てているのかと思った。
「けしからん!」
だがやがて、自分の尻に触れているのがカバンの角などではなく、誰かの
指だということがわかった。
それもただ触れているわけではない。その指は明らかに、波平の尻を…
撫で回していたのだ。
「ワシが…ワシが痴漢されているじゃと?」
波平も男である以上、混んだ電車のなかで若い娘と密着して、変な気を
起こしたことはある。だがまさか、このワシを痴漢する者がおるのか…
【波平「やだ・・・・・痴漢・・・・・!?」サワサワサワサワサワ 】の続きを読む